2018年03月15日

秩父のこいけ 石橋庵にて十割そばを打つ

秩父の小池さんのそば打ちを見学させていただきました

場所は 秩父市太田の 石橋庵 さん

小池さん ご到着です

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こね鉢は 松 軽いです 


携帯用のこね鉢です

自分で彫って カシューを塗りました

漆を塗ってしまうと この木目が見えなくなってしまうので...

私は松が大好きなんです

片倉先生は 木 が大好きで 

木の話ばかりするんですよ

おかげで 私も大好きになってしまいました

今 もう一つ 彫ってる木鉢があるんです
 
  

店はたたんだけれど そば打ちを引退する気はさらさらなさそうです


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準備完了 この日のそば粉は 赤城産常陸秋そば 1kgと 

石橋庵さんの自家栽培 自家製粉 秩父市太田のそば 1kg

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のし棒は 秩父産の栂(つが)

今日 初めて使うんですよ  嬉しそう


真っ白な前掛けをキリリと締めて

水回しが始まりました

やがて そばのいい香りが広がってくると


いい香りがしますね

これは いい蕎麦になるんじゃないですかね


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水回しをしている時の小池さんは

砂場でお砂遊びをしている幼児のような表情をしている

じつに楽しそう

あぁ このひとは本当にそばが好き そば打ちが好きなんだなぁ



徐々に水を入れる人と 一気に入れる人といますけどね

私は一気に入れちゃいたいなと...

徐々に入れると 芯までしみこむまでに時間が掛かるわけです

私は 一気加水がいいかなぁと思います

わりあい 柔らかめが好きなんです

ずる玉になっちゃぁよくないけど 

柔らかい方が 甘味が強く出るんですねぇ



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ねっ 楽しそうでしょ

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切りのスピードは決して速くはない

でも 淀みなく進む だから 結果 早く切り終わるのです

延しも均等 切り幅も均等 美しい蕎麦ができあがりました

綺麗なミルフィーユ

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うっすら緑色に茹で上がった甘い蕎麦をいただきながら

そばの話は勿論のこと

思い出話に裏話 色々聞かせていただきました

真面目で 誠実で あくまでも謙虚なそば打ち 小池さん

そば打ちが集まると お酒も入っていないのに

いつまでも話が尽きない

ようやくお開きとなり 外へ出ると

秩父の夜空にオリオン座がくっきり

小三ツ星まで見えました

あぁ 楽しかった


石臼碾き手打そば 「 百日紅 」



posted by 蕎麦屋の女将 at 22:24| Comment(0) | 蕎麦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月21日

第23回 脱サラそば屋交流会

高崎の「そば処おおの」さんにて 脱サラそば屋交流会

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23回です 22回は間違い

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会津の末廣酒造さんが 日本酒についてお話してくれました

もちろん 試飲しながら です

その前に 大野さんのお料理を堪能

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蕎麦ぞうすい: そば米 三つ葉 貝柱 etc.

煮物: つくね団子 大根 人参 里芋 こんにゃく 豆腐

蒸し鶏 ラー油ソース添え

花豆 香の物 せいろそば

アイス用のスプーンに期待が高まります

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これ 何のアイスクリームだと思います?

春菊アイスクリーム 甘さ控えめ

さすが 変わり蕎麦のおおのさん でございます


さて 日本酒

私は 飲める方ではないので 舐めるだけ

熱燗 ぬる燗 大吟醸

あまり違いは判りませんでしたが 

やっぱり 冷でいただく日本酒は口当たりが良く 飲みやすい

運転手 いや 運店主 は 口に含むだけで 紙コップに ペッ

お気の毒様でした


石臼碾き手打そば 「 百日紅 」


posted by 蕎麦屋の女将 at 20:33| Comment(0) | 蕎麦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月04日

御礼 開店7周年

2月3日 百日紅は 開店7周年を迎えることができました

この7年間にご来店くださったすべてのお客様に感謝申し上げます

最近つくづく「お客様に育てていただいているんだなぁ」と感じます

お客様の 優しい言葉や対応も 厳しいお叱りも 

すべてを糧として 百日紅はようやく7歳になりました

これからもどうぞよろしくお願いいたします


葛飾北斎の娘 女絵師・葛飾応為の生涯を描いた

朝井まかての小説『眩』(くらら)

(宮崎あおいちゃん主演で NHKのドラマになりましたよね)

この物語の一節にある 北斎の台詞が忘れられません


「たとえ三流の玄人でも、一流の素人に勝る。なぜだかわかるか。

こうして恥をしのぶからだ。己が満足できねぇもんでも、

歯ぁ喰いしばって世間の目に晒す。

やっちまったもんをつべこべ悔いる暇があったら、

次の仕事にとっとと掛かりやがれ」




毎日 同じものを作る 同じ品質を求められる

しかも量産しなければならない

「己が満足できねぇもん」を出さなければならない日もある

むしろ そんな日の方が多いかもしれない

(満足したらそこでおしまいかもしれない)

それでも お客様の目に晒す

辛い!

これからも ずっと 恥をしのんで...


あと何年 そば屋を続けることができるかわかりませんが

歯ぁ喰いしばって やっていくだけです

もし そば屋になっていなかったなら

北斎の台詞をここまで切実に味わうことはできなかったでしょう


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石臼碾き手打そば 「 百日紅 」



posted by 蕎麦屋の女将 at 23:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする